ハーレーの基礎メカニズム

ハーレーバッテリーの基本

バッテリー

キビキビと動くハーレーは、様々な部分で電気を必要としており、その大きさに見合ったバッテリーが搭載されています。基礎知識としては、エンジンをかける時、ライト類の点灯、各種装備の状態表示をするディスプレイなど、多岐にわたる用途で電気を供給しているのがバッテリーです。化学反応を利用して蓄電できるため、走行中には消費しながらも充電する構造になっていて、内部の部品が機能している限り、定期的に走らせてやるだけで事足ります。

ハーレーに搭載されているのは原則的にメーカー純正品であり、長距離のツーリングにも耐えうる高性能です。メンテナンスでは、事故を防ぐためにエンジンを切った状態で作業することに加えて、端子を保護するカバーの使用などの安全対策が欠かせません。テスターによって電圧を測定することも重要で、適切な電圧であることまでチェックしてこそ、確実なメンテナンスになります。

電気は正しく扱うのが基本だから、必ず取扱説明書の指示に従い、正確な手順で作業をしましょう。ハーレーにとって大事な部品だから、使用できる期限がきたら新品に交換する、お金を惜しまずに信頼できるメーカー純正品を選ぶことで、愛車を大切にするべきです。長期間乗らない時には、取り外して専用の充電器で充電することで、いつでも快適に走れる状態を維持しましょう。