ハーレーの基礎メカニズム

ハーレーの基本メンテナンス

メンテナンス

ハーレーのメンテナンスで押さえて置きたい点が、必要となる工具です。アメリカ製のバイクである為にインチ単位の部品が基本になっているのですが、意外に所々でミリ単位の部品使用も散見されるのです。

その為、特にボルト関連の部品に手を掛ける作業において、ミリ規格・インチ規格両方の工具を揃えて置く事がポイントとなります。数が必要となるので、逐次揃えると全体としての工具の値段が割高になってしまう事から、ハーレー専用の工具セットの利用が適切と言えます。

メンテナンスの内容としては、高性能・大排気によって発生する衝撃を車体が受け止めている為、ボルトが緩み易い傾向にあります。従って、そのチェックと締め直しが特に重要な項目となります。併せてタイヤ空気圧・バッテリー液補充・オイルの状態確認といった、バイクに共通して必要となる項目を押さえて置く必要があります。

こうした内容は日常点検に該当するもので、車体を長期間稼動していない場合等には、オーバーホールに当たる作業を要する可能性が高くなります。この場合は専門的な知識・技術の保持者で無ければ手を出すのが難しい内容を伴って来るので、ハーレーの扱いに長けたバイク修理事業者への依頼を考えるのが基本となります。